「一獲千金を夢見たFXで貯金300万円を喪失。画面に張り付く日々と精神の崩壊」
海外のFX口座(XM)を開設し、ハイレバレッジでのデイトレードおよびスキャルピングを行っていました。使用ツールはPC版のMetaTrader 4(MT4)と、外出先でチェックするためのスマホアプリ、そ
40代 / 男性
副業として投資を選んだ理由は、場所を選ばず、短時間で大きな利益を得られる可能性に魅力を感じたからでした。しかし、現実は甘くありませんでした。 当初は50万円の資金からスタートしましたが、ビギナーズラックで数万円の利益が出たことに味を占め、より大きな利益を求めてハイレバレッジでの取引を繰り返すようになりました。市場は24時間動いているため、仕事中もトイレに立ってはスマホでチャートを確認し、夜中も値動きが気になって数時間おきに目が覚めるという異常な生活が始まりました。 決定的な打撃となったのは、米国の雇用統計発表時の乱高下です。損切り設定を甘くしていたため、わずか数分で100万円以上の証拠金が吹き飛びました。失ったお金を取り戻そうとする「リベンジトレード」に走り、最終的には生活防衛費として貯めていた300万円までも使い果たしてしまいました。 この過程で、精神的な消耗は激しくなりました。チャートの動き一つで一喜一憂し、含み損を抱えている間は家族との会話も上の空。本業の会議中もポジションのことが頭から離れず、ケアレスミスを連発するなど、仕事のパフォーマンスも著しく低下しました。「お金を増やすための副業」だったはずが、実際には「お金を失い、生活の質を著しく下げるギャンブル」になっていたのです。 このままでは人生が破綻すると痛感し、強制ロスカットで残金がほぼゼロになったタイミングでアプリをすべて削除し、口座を解約しました。自分には相場の不確実性に耐えるメンタルも、緻密な資金管理能力も欠けていたことを認めざるを得ませんでした。